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年末調整の書き方は結婚で変わる?扶養控除は?共働きなら?

      2015/09/24

11月に入ると、早いところでは、年末調整の準備が始まりますね。会社で年末調整の書類を配られるのもこの季節です。

いざ書類を配られると、去年はどう書いたっけ?と思う人も多いのではないでしょうか。

さらに、今年結婚したのだけど、年末調整の書き方がどう変わるのか、どう書けばよいのか、わからないという人もいるのでは?

そこで、以下では、今年結婚した人の場合を想定して、年末調整の書き方をまとめてみましょう。

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年末調整の書き方は結婚で変わるの?

今年結婚された方を想定すると、おそらくご主人(奥様)が、会社から次の3種類の書類をもらっていると思います。

平成27年分 給与所得者の扶養控除等(異動)申告書
平成28年分 給与所得者の扶養控除等(異動)申告書
平成27年分 給与所得者の保険料控除申告書

平成27年分の給与所得者の扶養控除等(異動)申告書は、去年あるいは入社の時に書いたものが、確認のために一度返却されているだけです。

変更がなければ、そのままでよいのですが、平成27年12月31日時点で変更があった場合には、「異動月日及び事由」の欄に理由を書いて提出します。

今年結婚された方について、質問です。あなたには、今年、収入がありましたか?もし収入がなければ、あなた自身が年末調整の書類を書く必要はありません。

もし収入がある場合には、必ず所得税が差し引かれているはずですので、来年に、確定申告をすれば、いくらかでも所得税を還付してもらえる可能性があります。

ただし、確定申告は、あくまで個人で行うものですので、ご主人(奥様)の申告は別に行わなければなりません。

辞めてしまった会社では、あなたの年末調整をやってはくれませんので、注意してください。その代わり、辞めた会社からは、所得税の「源泉徴収票」が送られてきているはずですので、それを使って、確定申告を行うことになります。

年末調整の書き方で扶養控除はどうすればいいの?

では、実際に、扶養控除等(異動)申告書はどのように書けばよいのでしょうか。

もし今年結婚して、あなたに今年の収入がないのであれば、平成27年分の給与所得者の扶養控除等(異動)申告書のA欄の「控除対象配偶者」の欄の氏名にあなたの氏名を書けばよいのです。

今年は収入がなかったのであれば、「平成27年中の所得の見積額」の欄には「0」と書くことになります。

同様に、平成28年についても収入がない予定であれば、平成28年分の給与所得者の扶養控除等(異動)申告書についても、A欄の「控除対象配偶者」の欄の氏名にあなたの氏名を書き、「平成28年中の所得の見積額」の欄に「0」と書くことになります。

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わかりにくいのは、結婚するまで働いていたり、結婚後も働いていて、あなたに収入がある場合です。

今年のあなたの年収が103万円以下なら、平成27年分の扶養控除等(異動)申告書のA欄の「控除対象配偶者」の欄に、あなたの氏名を書いて下さい。

また、来年について働く予定がないか、あるいは働いてもその収入が103万円以下の予定であれば、平成28年分の扶養控除等(異動)申告書のA欄にも、あなたの氏名を書いて下さい。ご主人が「配偶者控除」を受けられ税金が安くなります。

ここで注意すべき店は、収入と所得の違いです。収入は、あなたが受け取ることになる額面金額全額のことで、所得は、その収入から税額控除額を差し引いた金額をいい、この金額をベースにして税額を計算することになります。

わかりにくいので例をあげると、給与所得には65万円の税額控除があるので、

103万円の収入の場合、103万円-65万円=38万円が所得になります。もし、収入が65万円未満の場合には、65万円を引くとマイナスになってしまうので、所得は「0円」となります。

ついでに、ご主人(奥様)の平成27年分の給与所得者の保険料控除申告書には、ご主人が保険料を払っていれば、その保険料を書いて、保険料を払っていた証明書(保険会社から送ってきます)を添付してください。

年末調整の書き方は共働きで変わるの?

給与所得者の扶養控除等(異動)申告書の書き方は、上でお話しましたが、結婚していても、共働きの場合はちょっと違います。

共働きをしていて、お互いに収入がある場合には、よく確認しないで、A欄の「控除対象配偶者」の欄に奥様(ご主人)の名前を書いてはいけません。

給与所得者の扶養控除等(異動)申告書のA欄は、扶養している配偶者(ご主人あるいは奥様)がいる場合に、記入します。

共働きといっても、パート・アルバイトの場合なら、1年間の給与収入が103万円以下であれば、控除対象配偶者となるので、A欄に書いて大丈夫です。

103万円超であれば、控除対象配偶者とはなりません。

まとめ

いかがだったでしょうか。税金の計算はとても複雑でわかりにくいのですが、年末調整ですべき最低限のことを書いてみました。

まだよくわからない場合には、最寄りの税務署に直接聞いてみるのもよいと思います。無料でていねいに教えてくれます。相談窓口として、専用の電話番号や窓口を用意している税務署もあります。

税務署の職員さんは、説明にも慣れているので、こわがらずに電話してみると、わかりやすく教えてくれますよ。

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