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溶連菌による感染症の症状は?治療法は?予防法は?

      2016/01/10

溶連菌感染症は、子供に咽頭炎を起こす感染症です。

ここでは、溶連菌感染症について、まとめてみましょう。

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溶連菌による感染症の症状は?

溶連菌とは、正式には溶血性連鎖球菌と呼ばれる細菌で、この菌に感染して起こるのが溶連菌感染症です。

α溶血とβ溶血を呈する2種類があり、β溶血のうちでヒトに病原性を有するものに、A群、B群、C群、G群などがあります。

溶連菌感染症を引き起こす菌の90%以上がA群によるものです。

そこで一般には、A群溶血性連鎖球菌(A群β溶血性連鎖球菌)による感染症を、溶連菌感染症と呼んでいます。

溶連菌の流行時期としては、冬季だけでなく、春から初夏もあり、年間2回の流行時期が見られます。

主にのどに感染して、咽頭炎や扁桃炎、猩紅熱(しょうこうねつ)を引き起こします。

特に子どもに多い急性咽頭炎は、通常のかぜよりも高い熱が出て、のどの粘膜が赤く腫れて強い痛みを伴うのが特徴です。

発疹や舌の表面に赤いブツブツができる苺舌(いちごじた)のような、さまざまな症状が現われます。

また、扁桃腺が腫れて、膿がたまるのが、典型的な症状です。

大人は溶連菌に対する抗体を持っている人が多いため、感染しても、子供のような症状が出ないことが多いのです。

しかし、いったん発症すると子供よりも症状が重くなったり、重症化して死亡する割合が高いので、症状が出たら、すぐに医療機関を受診することをおすすめします。

溶連菌による感染症の治療法は?

溶連菌感染症は、放っておいて、自然に治ることはありません。

症状が2日以上続いている場合には、すぐに医療機関を受診してください。

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治療には抗生物質を服用して、通常2~3日でのどの痛みがおさまり、熱も下がります。

ただし、完全に治るためには、1週間から10日程度は薬を服用する必要があります。

よくなってきたからと薬の服用を止めてしまうと、再び溶連菌が増殖して、症状が悪化します。

急性糸球体炎やリウマチ熱などの合併症を引き起こすこともありますので、医師の指示を守ることが大切です。

溶連菌による感染症の予防法は?

溶連菌の主な感染経路は、患者の咳やくしゃみによって菌を含んだ唾液などの飛沫を吸い込む、飛沫感染です。

家庭内や学校などの集団での感染が多くみられます。

潜伏期間は2~5日で、多くの場合は、発熱、咳、のどの痛みから発症します。

溶連菌は健康な状態での保菌者が多いのですが、他人に感染力を持っています。

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人が多く集まる場所ではマスクを着用して、手洗い・うがいを徹底するようにしましょう。

溶連菌感染症にかかった場合には、家庭内でも、同じコップや食器を使うことは避けてください。

まとめ

溶連菌感染症は、子どもの病気というイメージがありますが、大人の発症もあるので油断は禁物です。

かぜと同じく、うがい、手洗いをしっかりすることが、予防の基本です。

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