東福寺の紅葉の見どころ?混雑?ライトアップ?
2017/10/17
東福寺は、京都市東山区にあります。
摂政九条道家が造営したものです。
京都五山の一つとなっています。
日本最古にして最大級の伽藍です。
紅葉の季節には、最も混雑の激しい紅葉スポットでもあります。
東福寺の紅葉の情報をまとめてみましょう。
東福寺の紅葉の見どころ?
紅葉シーズンの東福寺の最大の見どころポイントは、通天橋から望む渓谷に広がる紅葉です。
通天橋は、本堂と普門院、開山堂を結ぶところに位置する長い回廊です。
そこからの紅葉こそが、圧巻です。
葉が三つに分かれて黄金色になるカエデ数十本が見られます。
これは、「通天紅葉」と呼ばれています。
また、国宝に指定されている三門や、苔と敷石が市松模様を作る方丈庭園などの見どころが、広大な境内にあります。
通天橋からの紅葉は、日本屈指の渓谷美と言えます。
2017年11月1日(水)から12月3日(日)には、「看楓特別公開紅葉」が行われます。
紅葉が美しいこの時期に、特別拝観を開催するものです。
時間は、8:30から16:00までです。
東福寺の紅葉の混雑?
東福寺の紅葉のピークは、例年、11月の中旬から下旬くらいです。
最寄りの駅は、JRか京阪の東福寺駅、またはバス停東福寺になります。
紅葉の時期には、そこから大勢の方々が、拝観券売り場へと歩いていき、行列になります。
通天橋の周辺が最も混雑するエリアです。
木製の橋のため、人数制限をして、拝観することになります。
ピーク時にはは、「通天橋、臥雲橋の上での撮影は、大変危険ですので、遠慮してください」と、注意書きが出ています。
東福寺の入口から入り、通天橋で紅葉を見て、出口から出てくるのに、2時間見ておくくらいの覚悟が必要です。
混雑を少しでも避けるおすすめプランとしては、団体の観光客が来る前に入ってしまうことです。
紅葉のシーズンは8:30分に開門しますので、その前に行くのもおすすめです。
東福寺の紅葉のライトアップ?

https://www.kyokanko.or.jp/kyogoyomi/11november/event-11november/%E5%A4%9C%E9%96%93%E7%89%B9%E5%88%A5%E6%8B%9D%E8%A6%B3%E3%81%A8%E7%B4%85%E8%91%89%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%88%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%97
東福寺は、一般向けには、ライトアップをしていません。
ライトアップしているのは、東福寺塔頭の天得院・勝林寺です。
天得院では、「紅葉を愛でる特別拝観とお食事プラン」というイベントが、11月中旬から下旬にかけて、組まれます。
このプランは、昼食、夕食の他、その間の時間は、お抹茶とお菓子を食べながら、庭園を観賞できるというものです。
拝観のみは実施しませんので、注意してください。
夜間特別拝観が、例年、11月中旬から下旬にかけて、17:00~20:30まで行われますが、こちらも拝観のみはありません。
勝林寺では、11月18日(土)から12月3日(日)の10:00~19:30まで(19:00受付終了)拝観でき、ライトアップされます。
ライトアップ拝観の間は、昼夜の入れ替えもなく10:00~19:30までの通しになります。
まとめ
東福寺は京都最大の伽藍であり、その紅葉のスケールも破格です。
ただ混雑も最大規模ですので、十分下調べをして、時間を有効に活用しましょう。
そこまでして見に行く価値のある紅葉です。