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薬疹によるアレルギーの特徴は?診断方法は?治療方法は?

      2015/12/17

薬疹(やくしん)とは、薬を内服、または注射後に生ずる発疹のことです。

すぐに治る症状の軽いものから、高熱とともに全身の皮膚や粘膜に拡大して、内臓障害を伴う重症のものまで、さまざまです。

薬疹によるアレルギーについて、まとめてみましょう。

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薬疹によるアレルギーの特徴は?

薬疹の中で一番問題となるのは、薬を投与されたごく一部の人に生ずるアレルギー性薬疹です。

薬疹という場合には、このアレルギー性薬疹を指します。

これは、薬に対して反応するような細胞や抗体がある人にのみ生じます。

薬を服用してすぐに症状が出る場合と、使い続けて1-2週間後に初めて、症状が現れる場合があります。

薬疹のパターンは13種ほど知られており、ましんやふうしんのような細かい赤い斑点が全身にみられるもの、じんま疹や湿疹、日光に当たる部分だけが赤くなる光線過敏症、薬を服用するたびに同じ場所が丸く赤くなり、色素沈着を残す固定薬疹などが多くみられる症状です。

また、発熱とともに大きな赤い斑点が全身にみられるものや水ぶくれをつくるもの、さらにそれらの皮膚症状に加えて結膜や唇などの粘膜に症状を伴うもの(スティーブンス・ジョンソン症候群)、皮膚の広い部分がびらんになるもの(中毒性表皮壊死症)などの重篤な症状があります。

あるいは、肝臓や腎臓の機能が悪くなることもあります。

薬疹の原因となる薬としては、抗生物質、消炎鎮痛薬、高血圧治療薬、中枢神経作用薬などが薬疹を引き起こしやすい薬とされています。

薬疹によるアレルギーの診断方法は?

薬疹の診断方法は、まず、原因薬を絞った後に、それらの薬がどのような薬疹のタイプを起こしやすいかを調べます。

それにより原因薬の見当をつけ、様々な検査を行うことになります。

しかし、まだ一般的にこの検査値なら薬疹を疑うべきという検査法はありません。

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診断方法としては、患者さんの体を使って行う方法と、血液を使って行う方法とがあります。

前者では、原因として疑われる薬を少量から投与して、軽症の薬疹を誘発する再投与試験(内服試験)が必要です。

より安全な検査法で、最も良く行われるのは、皮膚試験で、パッチテストといって原因となった薬を軟膏にして背中に貼るテストです。

血液を使って行う検査法は、患者さんの血液(リンパ球)と原因薬を試験管内で混ぜ、薬剤に対する反応をみる方法です。

ただ、いずれの方法でも、偽陽性、偽陰性はかなりあり、判定はあくまで他の検査法の結果や、臨床症状と照らし合わせて行うことになります。

薬疹によるアレルギーの治療方法は?

薬疹によるアレルギーが重症型に移行した場合には、死にも至るので、治療は早めに始めるべきです。

治療としては、まず原因と思われる薬の投与を中止します。

軽症の場合であれば、疑われる薬の投与を中止するだけで、症状が消えます。

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症状が強い場合には、抗ヒスタミン薬やステロイド薬を使います。

特に重症の場合には、入院してステロイド薬の点滴が必要になります。

まとめ

薬に反応する細胞や抗体が体内にできるには、通常、薬の服用を始めて1-2週間くらいはかかるので、そこで初めて発症すると考えられています。

そのため、今までに服用したことのない薬でアレルギー性の薬疹を生ずることはないはずなのです。

もしあるとすれば、その薬と似た構造を持つ他の薬によるものと考えるべきです。

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