京王百草園の梅の見ごろ?見どころ?イベント?
2017/02/19
京王百草園(もぐさえん)は、梅の名所です。
多摩丘陵の一角にたたずむスポットです。
最寄りは、京王線百草園駅です。
京王百草園は、四季折々の草花が咲きます。
梅の名所としても、知られています。
京王百草園の情報をまとめてみましょう。
京王百草園の梅の見ごろ?
京王百草園は、江戸時代の享保年間(1716年~1736年)に由来します。
小田原城主大久保候の室であった、寿昌院殿慈覚元長尼が、この地に松連寺を再建しました。
徳川家康の長男・岡崎三郎信康追悼のためです。
その後に、時代を経て作られたのが、京王百草園という、歴史ある庭園なのです。
梅の花は、1月に咲き始める早咲きから、始まります。
3月中旬の遅咲きまで、2ヶ月間にわたって咲きます。
そのため、園内はいつでも梅の香りに包まれます。
長い期間楽しめるのが特徴の、梅の名所です。
梅の花は1月下旬から咲き始めます。
例年の梅の見ごろは、2月下旬から3月初旬にかけてが最盛期となります。
京王百草園の梅の見どころ?
京王百草園の梅の開花の季節には、約50種500本の梅が咲きほこります。
梅の種類としては、白加賀、未開紅、八重寒紅、淋子梅、おもいのままなどです。
園内には、有名な「寿昌梅(じゅしょうばい)」もあります。
この梅は、寿昌院自ら植樹したと伝えられています。
また、園内の見晴台からは、付近の自然が楽しむことができます。
晴天であれば、新宿新都心、東京スカイツリー、そして、松連庵前広場からは筑波山も望めます。
さらに、京王百草園は、江戸近郊の名所として「江戸名所図会」などにも紹介されてきました。
有名なところでは、徳冨蘆花、大田南畝、田山花袋、北村透谷、若山牧水といった著名人が訪れています。
特に、若山牧水は、この地で恋人小枝子との失恋を歌にして、「独り歌へる」をつくりました。
京王百草園の梅のイベント?
毎年梅が開花する2~3月には、梅まつりが開かれます。
開催期間は、2016年2月4日(土)から3月12日(日)です。
梅まつりでは、お茶会やつるし雛まつりなど多彩なイベントが催されます。
つるし雛まつりは、2月18日(土)から3月5日(日)まで行われます。
葺屋根とセットで撮影できる、人気の梅「蓮久」も開花しています。
まとめ
京王百草園では、1月から早咲きの梅が咲き始めます。
1月から咲き誇る、梅の花を見に行ってみてください。