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人食いバクテリアの感染の症状は?原因は?予防法は?

      2016/02/24

人食いバクテリアによる、劇症型溶血性レンサ球菌感染症が過去最多を記録しています。

その症状・原因・予防法をまとめてみましょう。

人食いバクテリアの感染の症状は?

人食いバクテリア」と呼ばれる菌には、いくつかの種類があります。

真正細菌のビブリオ属に属する病原体に由来するビブリオ・バルニフィカスと、レンサ球菌属に属する化膿レンサ球菌(A群レンサ球菌)に由来する溶連菌です。

現在、過去最高の患者数が報告されているのは、溶連菌と呼ばれる、A群レンサ球菌によるものです。

皮膚や筋肉などに感染すると、細胞が死んでしまう壊死が起こり、黒くなるので、人食いの名前がついたものと考えられます。

溶連菌は、かぜのような症状を引き起こすこともありますが、壊死の症状が出るのは、主に手足です。

初期症状は、次のようなものです。

①皮膚が赤くはれる。
②喉が痛い。
③発熱があって、体がだるい。
④血圧が下がっている。

進行してくると、発熱や嘔吐、下痢、血尿、意識がもうろうとするなど、様々な症状が出ますので、症状を感じたら、早めに医療機関にかかることが大切です。

溶連菌は、特別な環境にいる菌ではなく、そこら中に普通に存在している一般的な菌です。

特に病気を引き起こすことなく、普通の人の皮膚に住み着いている菌でもあります。

人食いバクテリアの感染の原因は?

溶連菌に感染するのは、皮膚にできた傷が原因となることが多いです。

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ひっかき傷、刺し傷、やけど、虫さされなどで、皮膚にできた傷には注意しましょう。

また、免疫力が低下している時には、感染が起きやすいので、糖尿病、肝硬変、慢性腎臓病、がんなど免疫力が落ちる病気にかかっている場合や、免疫抑制薬を服薬している場合には、より注意が必要です。

ただし、溶連菌による感染が、人から人へ伝染することは原則的にありません。

人食いバクテリアの感染の予防法は?

現在のところ、溶連菌の感染を予防する方法はありません。

できることは、皮膚に傷ができた時に、注意することです。

まず、傷ができたら、水でよく洗うことです。

そして、傷が残っているうちは、溶連菌が侵入するような水系の環境、プール、温泉、海などに入ることを避けることです。

傷口を清潔に保つことは当然です。

溶連菌感染は、重症化すると手足の切断が必要になります。

壊死が起こると、手術でその個所を切り取るしか今は治療法がないからです。

手遅れになると、菌が全身に広がって、臓器等にも感染が広がることもあります。

予防法がない以上、皮膚が赤くはれて、熱をもち、水ぶくれができるといった症状が出たら、すぐに医療機関を受診することです。

まとめ

不必要に恐れることはありませんが、溶連菌に限らず、最近流行っている感染症の予防の基本は、共通しています。

それは、うがいや手洗いを徹底し、マスクをし、傷口ができたらその個所を清潔に保つ、ということです。

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 - 健康, 病気